昨年11月、ベルリンの日本大使館において、日本大使館主催、弊社共催の日本語スピーチコンテストが開催されました。予選選考を勝ち抜いた12人の中から、ズザナ・ヨムビコウァさんがグループB*の優勝を勝ち取りました。 *これまで日本滞在期間91日以上12カ月までの方が対象のグループ。

そのズザナさんが、優勝賞品の航空券を使って、新緑まぶしい5月3日に来日。2度目の日本滞在の中、初めての香川県来県をし、アスパラ収穫農業体験(うえむら農場)や金毘羅さん、直島探索など香川ならではの体験を満喫しました。

そんな中、5月7日に弊社主催で、ズザナさんの歓迎会が開催されました。95名のお客様が次々と訪れ、ワインを傾ける夕べとなりました。ズザナさん含め、ドイツ人4名、また、本人がミュンヘン大学学生という事で、香川大学学生15名ほどが参加し、交流を深めました。

ウェルカムドリンクを楽しみながら和田郁子・真里奈母子によるサクソフォン演奏で華やかに始まった会は、財団法人香川際交流協会理事長多田野栄氏、NHK高松放送局局長 久保智司氏、公益財団法人喝破道場理事長 野田大燈氏、高松商工会議所女性会会長 岩崎敬子氏による来賓挨拶、主催者大坂の挨拶の後、メインゲストであるズザナさんによる日本語での自己紹介、優勝した際のスピーチの披露が行われました。香川大学法学部教授 肥塚肇雄氏による乾杯の発声の後、うえむら農園から収穫されたばかりのホワイトアスパラガスをはじめとする料理、大坂が40年前にヒッチハイクでのヨーロッパ旅行で交流が始まったワイナリーから買い付けているドイツワインで歓談しました。

歓談の途中、フリーアナウンサー 森たか美氏の歌披露につづき、石井真紀氏の讃岐地方に伝わる子守唄が披露されました。ユニークな説明を交え、圧倒的な声量に驚き、感動を覚えました。その他、高松市議会議員 大浦すみ子氏をはじめ、高松リビング新聞社 代表取締役社長 石川邦彦氏、株式会社宗家くつわ堂 代表取締役 田村日出男氏、仲商事株式会社 取締役副社長 大川善史氏、香川第九実行委員会 委員長 中西久米子氏、ネッツトヨタ高松株式会社 取締役 朝倉一氏、豊栄自動車有限会社 代表取締役 上枝秀則氏など、多くの皆様よりご挨拶いただきました。

大人数の参加となったため、バルコニーまで開放し、会場は大変良い雰囲気に包まれました。お客様それぞれが、自分とドイツ、海外とのつながりを話しながらの文化・国際交流に加え、業界を超えての異業種交流の場ともなりました。初めて参加の方も多く、中締め後も輪ができて話は盛り上がり、あちこちでズザナさんを囲んでの写真撮影が行われるなど、皆が立ち去り難い雰囲気の中、時が経つのを忘れて交流を満喫された様子でした。

日本語スピーチコンテスト優勝者ズザナさん 来日歓迎会のご案内状