8月24日よりNRW独日文化交流育英会の奨学生6名(女性4名、男性2名)が、マイト・ピア智子さんの引率で約4週間の日本研修のため来県されました。日本に興味を持つ若者たちが、日本の歴史や文化、生活、また人々についての知識を深め、ドイツと日本の相互理解を促進することを目的とし、様々なプログラムに参加するためです。弊社ではこれまで毎年受入れており、滞在中はドイツの館に宿泊しました。

香川では、最初に栗林公園を散策し、ケーズデンキへの店舗訪問、株式会社桂様を訪問し、奥山社長より着物の紹介いただき、着付け体験を楽しんだ後、わら家でうどんを食べ、屋島から高松市内の景色を楽しみました。夜は人生設計の講義を行い、もっと聞きたいと意見が出るほど、熱心に講義を受けていました。

翌日は、喝破道場で座禅体験やスポーツチャンバラなどを体験した後、こんぴらさんを訪問しました。その夜には、弊社にて来県歓迎会が開催され、衆議院議員 小川淳也氏、参議院議員 三宅伸吾氏、株式会社瀬戸内海放送 代表取締役 加藤宏一郎氏とお嬢様、石川播磨重工業四国支店長 鶴島弘行氏、香川大学法学部教授 肥塚肇雄氏、ドイツ・ブレーメンギムナジウム教員 野島悦子氏など60名近い皆様にご参加いただきました。

歓迎会では、ピアニスト松岡里佳氏の演奏に合わせ、大森美帆氏や森弓恵氏による歌、和田郁子氏(サックス)、真里奈氏(クラリネット)、玲奈氏(トランペット)、祐里奈氏(サックス)の親子による演奏が次々と披露された他、急遽、研修生とピアニスト、サックスのコラボレーションや、鶴島弘行氏によるトロンボーンの飛び入りの演奏もあり、会場は終始演奏会のような賑やかな雰囲気となりました。

会の後半は、声楽家たちの歌声ハーモニーが会場を包み、全員で「野ばら」の合唱と、中締め後も長時間にわたり大変な盛り上がりとなり、いたるところで日独交流の輪が広がりました。