はじめに
青春時代の私のあこがれは「ドイツ」でした。留学試験に失敗し、ドイツ語スピーチコンテストでは優勝することが出来ずにドイツ行きの副賞を得ることはできませんでした。ドイツは私の遠い夢になってしまいました。
しかし私はあきらめませんでした。私は、自分の命日を2030年4月4日と定め、そこに至るまでの「人生設計」を立てていました。その人生設計の中では、ドイツを軸として活躍する人生が夢だったのです。
その夢の為の第一歩を実現すべく横浜から船に乗り、北極圏を目指してヨーロッパ諸国をヒッチハイクをしながらの無銭旅行で約1年間、20数カ国を歴訪しました。自分の目や耳でその国の民族に触れ、文化に触れ、さまざまな人と出会い私の人生は大きく変わりました。多くのドイツ人の友を得、多くのドイツ人に助けられて今日の私があります。
今、一番残念なことは、幸せを求めての「人生設計」を立てて行動している若者が少ないこと。また、ドイツ語を学ぶ若者、ドイツにおける日本語を学ぶ学生が減少していることです。
これからの時代を切り拓くグローバルな感覚を持った若者を日独に育てたいとの思いから、この度、長い人生の中で折にふれて支援をしていただいた多くの人のご助力を得て、『非営利株式会社ビッグ・エス インターナショナル』を設立登記しました。
(代表取締役:大坂 靖彦)
非営利株式会社とは
非営利株式会社ビッグ・エス インターナショナルは日独の交流を軸として、国際文化交流、社会貢献活動、青少年の育成指導、中小企業経営者の指導、ホームステイ活動などを行なうNPC(Non Profit Company)です。日本の法務局に登記されている株式会社法人ですが、利益追求は一切せず、寄付やボランティア活動により運営されています。
非営利株式会社ビッグ・エス インターナショナルは定款で上記の活動を明確に定めています。
(剰余金)
第29条 代表取締役は、配当可能な剰余金の全額を社会貢献積立金として内部留保し、 適宜な時期にその積立金を社会貢献活動に携わる人や団体に対して寄付するものとする。
(残余財産)
第30条 当会社が解散した場合(ただし、合併又は破産によって解散した場合を除く)に おける残余財産は、解散に関する株主総会における決議を経た上で、その一定額を社会貢献活動に携わる人や団体に対して寄付することができる。
活動内容
1)日本におけるドイツ語スピーチコンテストの実施
2)ドイツにおける日本語スピーチコンテストの実施
3)日独青少年「青年の主張(志)・私の人生設計」作文コンテストの実施
4)日・独国際交流活動とDeutsche Hütte(ドイツの館)の運営
(日独国際文化交流、体験研修及びホームステイの受け入れ)
5)講演活動
・学校での人生設計プラン構築のための講演
・企業、団体での人生設計と経営戦略に関する講演
6)中小企業経営塾の運営(大坂塾:東京/香川で開催)
7)ドイツ国際平和村への募金による支援活動
8)日独友好交流会(ドイツワインの集い)の開催